• 代表挨拶
  • 代表取締役社長
  • 瑞慶山 秀彦

未来へつなぐ
―沖縄の「今」を見つめ、
「明日」を切り拓くメディアへ―

 沖縄タイムス社は1948年の創刊以来、沖縄の発展は「言論の自由と責任」にあるという信念のもと、県民の皆様とともに歩んでまいりました。また、戦争の爪痕が残るなか、豊かな沖縄を取り戻すために「文化の復興(振興)」をもう一つの柱に据えました。基地問題をはじめとする地域課題に向き合う報道・論説と、豊かな文化の継承・創造活動を続けています。


 今、私たちが生きる時代は、テクノロジーの急激な進化やSNSの普及により情報が氾濫し、時としてフェイクニュースや分断を生みやすい状況にあります。だからこそ、現場で真実を確かめ背景を紐解く新聞社の役割と責任は、かつてないほど高まっています。私たちは綿密な検証と粘り強い取材による報道を守り抜くとともに、「沖展」や「伝統芸能選考会」に代表される文化の振興、「沖縄こども未来プロジェクト」をはじめとする社会課題解決にも力を注ぎ、心豊かな沖縄を目指してまいりました。


 しかし、どれほど価値ある情報や取り組みも、県民の皆様へしっかりと届かなければ意味をなしません。私たちは伝統的な姿勢を守り抜く一方で、既存の枠組みにとらわれない「新しい新聞社像」の探求に挑んでいます。紙かデジタルかという手段の区切りを越え、生成AIをはじめとする先端技術の活用やグループ力を活かし、真に「伝わる」手法で情報をお届けしてまいります。同時に、毎朝新聞を楽しみにお待ちいただいている県内各地の読者の皆様へ紙面を届け続けるため、厳しい社会情勢にあっても戸別配達網を守り抜く努力を重ねてまいります。


 沖縄に思いを寄せるすべての人のファーストメディアに。私たちはこれからも、地域に寄り添い、未来への希望や多様性を示し続けるために、現場の知恵と社員一人ひとりの挑戦を原動力に、沖縄の「今」を真摯に見つめ、皆様とともに「明日」の可能性を切り拓いてまいります。


 これからも創刊の原点を守りながら、チャレンジと変化し続ける沖縄タイムス社ならびに沖縄タイムスグループへご期待ください。


社是

  • 一、沖縄タイムスは 言論の自由 責任 公正 気品を堅持する
  • 一、沖縄タイムスは 民主主義に則り 文化社会の建設を推進する
  • 一、国際信義に基づき 世界平和の確立に寄与する
  • 一、地域に根ざし 地域とともに成長する

編集綱領

  • 一、報道 論評の自由を堅持すると同時に これに伴う責任を正しく遂行する
  • 一、報道は つねに真実 迅速を旨とし いかなる権力 圧力にも屈せず公正を期す
  • 一、論評は あくまで不偏不党 中正を持し 正しい世論を代表する
  • コンプライアンス

     沖縄タイムス社では2021年4月にコンプライアンス関連の各種規定を定め、毎年9月をコンプライアンス強化月間として、管理職研修や全従業員を対象とした研修を実施しています。研修は沖縄タイムスグループ全8社が対象で、グループ全体で沖縄を代表するメディアで働く者としての責任を常に自覚して行動するよう呼び掛けています。

     沖縄タイムス社が定めているコンプライアンス関連規定は、社員としてよって立つ基本的姿勢を定めた「倫理規定」、社内制度ついて定めた「コンプライアンス規定」、その運用に携わる組織運用についての「コンプライアンス委員会規定」、沖縄タイムス社で働く社員個々人の心構えを説いた「行動規範」、沖縄タイムスの報道に携わる記者の行動を律する「記者の行動基準」などから成ります。

     沖縄タイムス社で働く役員及び全従業員は、日本国憲法をはじめとする各種法令を守り、沖縄県を代表する言論機関としての公共性や責務、社会的使命を常に自覚し、行動していきます。