挑戦できる風通しの良い職場
- 比嘉 海人入社:2022年4月
- 編集局 社会部 北部報道部
職種:記者
出身校:琉球大学 - ※部署は2024年7月1日現在
2021年8月~22年3月まで留学したハワイにて、沖縄移民3~4世の方々と交流して自分のルーツを意識するようになったことが大きなきっかけです。「うちなーアイデンティティを発信したい」と考えた私は、帰国後にユーチューブで発信するなど試行錯誤し、県民生活に直結するメディアでの発信を志すようになりました。中でも、取材相手の本音を引き出す新聞記者にあこがれ、文化事業に積極的かつOB訪問をした先輩方から感じた「挑戦できる風通しの良い職場」がある沖縄タイムスに志望を決めました。
2024年4月に北部報道部に着任し、主に国頭村・大宜味村・東村・伊是名村・伊平屋村の5村の行政や経済、話題など全般を取材しております。
毎日大変なことの連続なので決めかねますが、今年度に入って一番大変だったことは、「喜如嘉の芭蕉布が国の重要無形文化財に登録されて50年を迎えた」という記事の取材です。知識も何もなく、芭蕉布を羽織る体験しかしたことがなかった私が、歴史を紡いできた喜如嘉の芭蕉布の苦難の50年にペンを持つなどおこがましく、芭蕉布保存会の会長が考える真意まで書き出せるか不安でした。掲載日は「きょう50年目」となるよう当日掲載を目指し、残る取材時間は1週間を切っている状況。「自分にできることは勉強しかない!」と考え、過去50年間に沖縄タイムスに掲載された喜如嘉の芭蕉布に関する記事全てに目を通し、気になることはメモに控え、いざ保存会の平良美恵子会長への取材に臨みました。平良会長の寛大なご対応に助けられたのは大前提として、私が準備で蓄えたメモや知識が功を奏し、なんとか記事化にこぎつけました。キツキツなスケジュール感に反省したことは言わずもがなですが、「万全な準備をして臨むとより深い取材ができる」ことを再認識でき、学びのある取材となりました。
北部地域を盛り上げることを一番に取材を続けます。自分でもワクワクする取材をして、地域の方々の声を届ける記者になります。
年次にかかわらず、挑戦できる環境があると思います。編集局に関して具体的に言うと、入社1年目の記者でも写真や図解を多用した長尺のウェブ限定記事を書けるほど風通しは良いです。
沖縄タイムス社総務部
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