沖縄タイムスまんが大賞


 第1回沖縄タイムスまんが大賞へご応募いただき、誠にありがとうございました。
 栄えある第1回目の入賞作品(大賞1点、奨励賞6点)をご紹介します。

   

テーマ:はじまり

 応募総数 181点

   

 大賞・・・1点
 奨励賞・・・6点
 入選・・・・31点
 1次通過合計作品・・・71点

【沖縄タイムスまんが大賞 1点】

「はじめてのくみおどり」Daimin

審査員からのコメント

「間が素晴らしい。組踊のキャラクターのすました表情がたまらない。作者のキャラクターも可愛くて良い」(なかいま強委員)
「思わず笑ってしまった。8コマをうまく使っている。絵もかわいい」(大城さとし委員)
「ゆったりしていて、面白い。自分にはない魅力がある」(空えぐみ委員)
「組踊だから、ゆったりした感じを8コマでうまく表現している。面白い」(島袋直子委員)

【奨励賞 6点】

 

「鶏が先か」山内柚希(那覇工業高校)

審査員からのコメント

「娘の素直な質問に真摯に答える母親。母親は自分のスタンスでしっかりと答えるが、娘の質問とはずれている。そこのギャップをきちんと面白く描けている」(なかいま強委員)
「今回のテーマである『はじまり』のとらえ方の発想が面白い。何気ない会話に、ほっこりさせられる。吹き出しの扱いも良かった」(空えぐみ委員)

 

 


「気合だけはある」ASKART

審査員からのコメント

 「画力・構成力・キャラ形成力はプロ級です。ストーリーの転換とオチのひねりがあれば、文句のつけようがない」(なかいま強委員)

 

 


「シーサー誕生」大村寧

審査員からのコメント

「色彩がきれいな作品。5コマを使って、シーサーができる工程を流れるように表現している」(島袋直子委員)

  

 


 

「ハブとマングース」あがた

審査員からのコメント

「マングースのかわいさよ! それだけでオールOK的な作品。この作者はそれだけではない。キャラの動きのスムーズさ、躍動感、バランスの良さ、説明の的確さ、などなど、多岐にわたる才能を感じます」(なかいま強委員)
「分かりやすく、4コママンガらしさが良い作品。単行本の4コマを読んでいるように感じた。続きが読みたい」(島袋直子委員)

 

 


「はじまりは28歳」宮里侑果(日本マンガ塾)

審査員からのコメント

 「おじいの含蓄がある言葉と対応力。年の功のなせる技ですね。その一点に絞ったことで大成功です。この若者に反撃能力を与え、その反撃をヒョイヒョイ受け流すおじいの技を見てみたい」(なかいま強委員)
「はじまりなのに、ネガティブな発想を思いつく所が面白かった。おじいさんのキャラクターも良かった」(空えぐみ委員)

 


 

 

「はじまりはあこがれ」宮城愛(首里高校)

審査員からのコメント

 「マンガ描きは模写から始まる。マンガを書き始めた頃を思いだし、甘酸っぱさを感じ、心に刺さった。たまらない」(大城さとし委員)

 


  

 【第1回沖縄タイムスまんが大賞 関連催事】

■まんが大賞応募作品特別展示in沖展

 会期:2025年3月15日(土)~30日(日) 午前10時~午後6時

 会場:第76回沖展会場内 ANA ARENA 浦添(浦添市民体育館)1階 
    ※沖展入場券が必要です。

 沖展入場券:(前売)大人1,000円、小中高400円 (当日)大人1,200円、小中高500円、未就学児は無料

   

■大城さとしさん×島袋直子さん ミニギャラリートーク

 日時:3月22日(土)12時15分~(15分程度)

 会場:第76回沖展会場内 ANA ARENA 浦添(浦添市民体育館)1階
    ※沖展入場券が必要です。

   

■第1回沖縄タイムスまんが大賞表彰式

 対象:大賞、奨励賞受賞者

 日時:3月22日(土)午後1時~

 場所:第76回沖展会場内 ANA ARENA 浦添(浦添市民体育館)1階

  


第1回沖縄タイムスまんが大賞は、南城市在住の漫画家、下地明代さん(39)=ペンネーム・Daiminちゃん=の「はじめてのくみおどり」に決まりました。
 奨励賞は、山内柚希さん(那覇工業高)、宮城愛さん(首里高)、宮里侑果さん(日本マンガ塾)、大村寧さん(一般)、あがたさん(同)ASKART
さん(同)が選ばれました。
 大賞・奨励賞・入選の作品は、タイムスまんが大賞のホームページで、31日まで期間限定で公開します。3月に開催される「第76回沖展」の併催イベントとして、同会場(ANAアリーナ浦添)内で展示します(沖展入場券が必要)。入賞・入選以外の作品も縮小版で展示する予定。
 県内在住の中学生以上を対象にした沖縄タイムスまんが大賞は、12~76歳の181人が出品した。審査員は、なかいま強さん(漫画家)、大城さとしさん(同)、空えぐみさん(同)、島袋直子さん(編集者)。

 


 

まんがの表現力は無限大!
あなたの描く1枚をお待ちしています。

 県内最大の応募数、来場者数を誇る「沖展」は、戦後沖縄の美術や工芸を支え育てるために、1949年に沖縄タイムス社が美術家たちと共に立ち上げました。現在、「沖展」では絵画から木工芸まで12分野を網羅していますが、沖縄タイムス社はあらたに“まんが”というジャンルにスポットを当てて、応援します。

 

 また、実は新聞とまんがはとても深いつながりがあるのです。政治面などに載る時事や政治を風刺する一コマまんが、くすっと笑える4コマまんが・・・気になる方は新聞をのぞいて見て下さい。

 入賞作品は、「第76回沖展」の併催イベントとして同会場(ANA ARENA 浦添)内で展示を予定しています。

 どうぞふるってご応募下さい。

   

 審査員からのコメントはこちら!

  

なかいま強さん ▷▷「見たいのは独自の視点を持った作品。自分だけが知っている面白さを教えてあげましょう—というくらいの気持ちで頑張って!」

大城さとしさん ▷▷「あなたの作品でまんが大賞のスタートを一緒に飾ろう!漫画は人に見られて上手くなる、恥ずかしがらずにペンを握るのだ!」

空えぐみさん ▷▷「漫画に人生をかけている身として、誠実に務めさせていただく。熱気に満ちた作品が楽しみ」

島袋直子さん ▷▷「新たな1コマ漫画作品が出てくるのを期待!」

 

応募要項

■募集期間

 2024年11月3日(日)~11月29日(金)

※締め切りについて

郵送・持込の場合は11月29日17:00まで、ウェブサイトの応募フォームから送信する場合は11月29日23:59まで<必着>

 

■応募資格

 沖縄県在住の中学生以上

 

募集内容

 ➢まんが作品(テーマに沿ったストーリーで1枚で完結するもの。1コマ、2コマ、4コマ作品など、縦横・コマ割りは自由)

 ➢テーマ:はじまり

 

応募規定

 ➢応募は1人1点、自作の未発表作品。プロ、アマは問いません。

 ➢応募料:無料

 ➢サイズ:B4サイズ

 ➢用紙:まんが原稿用紙、ケント紙、画用紙など

 ➢画材:自由 ※半立体などは除く

 ➢デジタル原稿の場合は、B4サイズ原稿寸法、画像解析度300dpi以上で作成して下さい。

 ➢ペンネーム可。氏名を記入の上、備考欄に「ペンネーム希望」と明記してペンネームを記入して下さい。

 

■審査・賞

 ➢審査委員

 なかいま強氏(漫画家、『わたるがぴゅん!』『うっちゃれ五所瓦』他)

 大城さとし氏(漫画家、『おばぁタイムス』)

 空えぐみ氏(漫画家、『沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる』)

 島袋直子氏(『コミックチャンプルー』編集者)

 ➢賞

 タイムスまんが大賞1点(賞金3万円)、 奨励賞若干点(賞金1万円)

 

応募先・お問合せ先

➢郵送

 郵送する場合は、作品の裏に「氏名・作品タイトル」を明記し、記入した応募票を同封して下さい。

 ※作品の返却を希望する方は、切手を貼った返信用封筒を用意して作品と一緒に送付してください。

  〒900-8678  那覇市久茂地2-2-2 

  沖縄タイムス社事業局文化事業部 沖縄タイムスまんが大賞担当者宛

 

 

➢応募フォーム

 データで応募する場合は下記の応募フォームボタンから送付して下さい。

 作品データのタイトルは「氏名_作品名」として下さい。

   

※データで提出する場合は画像解析度300dpi以上のPDFデータとする。

※出力方法は事務局に一任する。

 

【注意事項】

・作品の著作権は本人に帰属しますが、本事業における作品利用(展示、複製、印刷、新聞掲載、インターネット上での公開等)につきましてはあらかじめ許諾いただき、ご応募下さい。

・応募者の責任において著作権法の問題が生じないよう十分注意して下さい。主催者は一切の責任を負いません。

・ストーリー、構成、作画等、その主たる部分をAIによって生成した作品は応募できません。部分的な素材としてAIの生成を利用した場合は該当箇所を備考欄に明記して下さい。

・差別的な内容や公序良俗に反する表現は受け付けません

【問い合わせ】 

 沖縄タイムス社事業局文化事業部 
 電話  :098-860-3588(平日10時~17時) 

 FAX :098-860-3493
 メール:okiten@okinawatimes.co.jp