事実を多角的に伝える重要性
- 東江 郁香入社：2022年4月
- 編集局 政経部
職種：記者
出身校：琉球大学 - ※部署は2024年7月1日現在
社員インタビュー
沖縄タイムス社に入社した経緯
戦後75年を迎えた２０２０年に、新聞社が実施する沖縄戦体験者を対象にした聞き取り調査を手伝いました。病気で話せない方や話すことを拒む人が多く、語り手が減る中、語られないまま消えていく事実があると危機感を覚えました。沖縄戦に限らず、知らなければ風化していく大切な事実があります。話を丁寧に聞いて事実を掘り起こし、何度も伝えることでその出来事に関心のない人たちが心寄せるきっかけを届けたいと思い、記者を志しました。
長年引きこもりを続ける当事者や家族に迫ったタイムスの連載「『独り』をつないで ひきこもりの像」を通し、精神的な問題や個人事情で片付けられない社会課題があると気付かされました。事実を多角的に伝える重要性を教えてくれたタイムスで記者になりたいと思い、入社を決めました。
現在の業務内容
県庁担当の記者として、主に、どのような行政運営が行われているのか取材し、記事にしています。
入社して今までで一番大変だったこと。それをどう乗り越えた（クリアした）か
直近で関わった沖縄県議選の取材です。全県で７５人の立候補者がいたため、とにかく作業量も取材量も膨大でした。情報に間違いがないよう、何度もチェックチェックの繰り返しで目が回りそうになりました。よりよい紙面づくりを目指し、取材班のメンバー３人では毎日のように密に相談や議論を交わし、たくさんの同僚や上司の協力があったおかげで乗り切ることができました。
今後の目標
入社してまだまだ歴は浅いですが、後輩や同僚もフォローできるよう、周囲への目配り気配りを心がけます。
タイムス社自慢
取材や原稿執筆で困っても、すぐに誰かに相談できる環境、雰囲気です！読者のため、県民のため、よりよい沖縄のため、という心持ちで仕事をしている頼もしい仲間がたくさんいます。
一日のスケジュール
- 10:00出勤 １日の日程やメール確認など
- 11:00記事になるネタを探すため、取材先回り
- 12:00ランチ
- 15:00記事執筆
- 17:00デスクと調整
- 18:00退社
東江さんを知る！一問一答
- 趣味を教えてください
- 趣味がありません。なので休日があっても何をしていいか分からず、いつも、いつの間にか時間が過ぎてしまいます。。。
- プライベートで何をしているときが一番楽しい？
- 学生時代の友人と美味しいご飯を食べながらおしゃべりをしている時間です。数カ月に一度程度ですが、仕事を忘れることができ、気持ちが若返ります。
- 一番好きな食べものは？
- 食が日々の楽しみなので、何でも大好きです！
- 一度は行ってみたい！憧れの場所は？
- 特定の場所ではないですが、一度はオーロラを見てみたいです。
- 子どものころの将来の夢は
- 私にとって今でも目標の大人像である、小学６年生の時の担任に憧れ、教員になりたいと思っていました。
- 今ハマっていることは
- 音楽を聴きながら朝の支度をすることです。朝からテンションを上げようと試行錯誤しています。
お問い合わせ
沖縄タイムス社総務部
〒900-8678 沖縄県那覇市久茂地2-2-2
タイムスビル12階
電 話： 098-860-3548
